カルニチンが不足していると脂肪が燃焼されないってご存知ですか??
「ダイエットアミノ酸」の代名詞としても一躍有名になったカルニチンなのですが、カルニチンという言葉を見たり聞いたりするのが初めてという方のほうがもしかしたら多いのではないかな?と私の経験上で思います。
運動や食事制限を頑張ってダイエットをしているのに痩せないと悩んでいる方は、もしかしたらカルニチン不足なのかもしれません。
カルニチンのことを知ってしっかり補って、ダイエットを効率よく行っていきましょう!!
カルニチンとは何?
主に骨格筋や心筋の筋肉細胞に多く存在している、脂質の代謝に必要不可欠な物質です。
簡単に説明をすると、脂質をエネルギーに変えるために必要な物質だということです。
年齢によって違いはありますが、カルニチン必要量の25%は体内で合成され、残りの75%は食事やサプリメントなどで補う必要があります。
ではまず、カルニチンは人間の体内でどのような大事な役目をしているのでしょうか?
カルニチンの役目
運動を行い脂質が分解されてもそのままではエネルギーとして消費されません。
カルニチンはその分解された脂質と結びつきミトコンドリアという運動エネルギーを生成する機関へと運んでいく役目をします。
カルニチンがないと運動エネルギーを生成する機関に行けないのです!
そのためカルニチンが不足していると脂肪を燃やせるところに運ばれない、すなわち“燃焼されず脂肪が溜まっていく”“運動をしたのに脂肪が燃焼されない”という最悪なことが起こってしまうのです。(恐怖)
しかもカルニチンは年齢を重ねるごとに体内で作られる量が減ります。(ますます恐怖)
不足のままじゃダメじゃないか!どうやって補えばいいのでしょうか?
カルニチンを食事で補うには?
カルニチンが豊富に含まれている食材はなんといっても肉類です。
植物にはほとんど含まれず、牛・豚・ヤギ・羊・鹿・馬・ダチョウなどのお肉に多く含まれています。
鶏肉は高タンパクで低脂質のヘルシーなお肉として知られていますが、Lカルニチンは残念ながら多くは含まれておりません。
かといって年齢などによって違いはありますが、全体の不足分75%を毎日お肉で補うのは無理があるのでサプリメントなどを賢く使っていくのがいいと思います。
ではカルニチンは1日にどれだけ摂取するのが理想なのでしょうか?
カルニチンの必要摂取量
厚生労働省で推奨されているカルニチンの1日あたりの摂取目安量はおよそ1000mgとされているようです。
過剰摂取は、吐き気・嘔吐・腹部痙攣・下痢・体臭といった副作用がでてしまう可能性があるので脂肪燃焼のためと言って過剰に摂取しないように気をつけてください。
けれど、必要な分を摂取することはダイエットやボディメイクする方にとって、心強い味方となってくれるでしょう。
1000mgのカルニチンはどのようなタイミングで摂取するのがいいのでしょうか?
カルニチンを摂取するタイミング
カルニチンを摂取するタイミングは朝食前と運動を行う30分前がおすすめです。
運動がきっかけで脂肪が分解されそれをエネルギーへ変えて燃焼するので、夜寝る前に摂取するよりも活動が始まる前の朝食に摂取したほうがいいです。
運動を行う30分前に摂取するとカルニチンのおかげで効率よく脂肪が燃焼されていくので、いつもの運動でも脂肪燃焼効果がさらに期待できます。
私自身、この効果はすごく感じていて、カルニチンを摂取したときと摂取しなかったときとを比べると汗をかく量がまず違います。
カルニチンを摂取してないときのトレーニング中は、ぐっしょり汗。
カルニチンを摂取したときのトレーニング中はカナリの滝汗。。。(私、もともとがカナリの汗っかきなので!笑)
スポーツクラブのインストラクターとして働いていたときにカルニチンのサプリをオススメして販売していたことがあるのですが、ほとんどの方がいつも以上に流れる汗の量にびっくりしていました。
そしてダイエットやボディメイクをしている方を、カルニチンを摂取している方、していない方で比べたとき、目標を達成するまでの期間にも違いがでました。
もちろん摂取した方のほうが目標達成が早かったです。
これはもうカルニチンを味方につけるしかないですよね!!
ゆっちゃの〆言葉
カルニチンはダイエットや減量、ボディメイクといった脂肪燃焼にかかせない栄養素です。
効率よく摂取して効率よく目標達成してください!!
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